宮城県仙台市宮城野区新田東1丁目17−5
大腸カメラ検査とは
大腸の中を直接観察し、ポリープ切除まで対応できる検査です
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、先端に小型カメラを搭載した細い内視鏡を肛門から挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体を直接観察する検査です。
モニターに映し出される映像を医師がリアルタイムで確認し、ポリープ・がん・炎症・出血の原因などを詳しく調べます。 粘膜のわずかな変化まで確認できるため、必要に応じて組織を一部採取する「生検」を行い、病気の確定診断にもつなげられます。
大腸カメラで分かること・受ける目的
- 大腸がん・大腸ポリープの早期発見
- 便潜血陽性など、出血原因の特定
- 下痢・便秘・腹痛・血便などの原因精査
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)の診断
- ポリープ切除後の経過観察
不安がある方へ

「痛そう」「恥ずかしい」を軽減
大腸カメラは不安を感じる方が多い検査です。当院では、鎮静剤の使用や丁寧な事前説明により、安心して受けられる環境づくりを大切にしています。
自覚症状がなくても、一定年齢以上の方や便潜血陽性を指摘された方には、定期的な大腸カメラ検査をおすすめします。
当院の大腸カメラ検査の特長
内視鏡専門医がすべての検査を担当
当院では、内視鏡専門医である院長がすべての検査を担当します。豊富な経験と確かな技術をもとに、正確かつスムーズな検査を行い、負担や不快感をできる限り抑えることを重視しています。
「初めてで怖い」「以前つらかった」という方にも配慮し、怖くない内視鏡検査”を目指しています。
鎮静剤で、ウトウトしている間に検査が終了
大腸カメラ特有の不快感を和らげるため、当院では鎮静剤を使用した検査もご案内できます。ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で受けられるため、「いつの間にか終わっていた」と感じる方がほとんどです。
検査中は医師とスタッフが血圧や酸素濃度を厳重にモニタリング。安全を最優先に、初めての方でも「これなら次も受けられる」と思えるような、心身ともに負担の少ない検査を提供します。
検査後も安心のアフターケア
鎮静剤を使用した後は、ふらつきや眠気がなくなるまで15〜30分ほどお休みいただきます。当院では、周囲の視線を気にせずリラックスできる専用のリカバリースペースを完備。スタッフがそばにおりますので、目が覚めるまで安心してお過ごしいただけます。

お腹の張りを軽減する「CO₂(炭酸ガス)送気」
大腸カメラでは、腸を広げて内部を観察するために気体を入れます。従来の空気は、検査後のお腹の張りや不快感につながりやすいのが難点でした。
当院では、空気よりも体内への吸収が速いCO₂(炭酸ガス)を使用しています。CO₂は自然に吸収され、呼気として排出されるため、検査後の張りが残りにくく、快適性が高いのが特長です。
大腸ポリープ切除に対応
大腸がんの多くは、大腸ポリープが放置されて発生するとされています。当院では「できるだけその場で完結し、負担の少ない治療」を重視しています。検査中にポリープが見つかった場合、詳細に観察したうえで切除が適切と判断されれば、日帰り手術としてその場で切除します。
大腸ポリープ切除について
大腸がんを防ぐ、もっとも確実な予防治療です
大腸ポリープ切除は、大腸カメラ検査中に発見されたポリープをその場で取り除く治療です。将来の大腸がんを防ぐうえで、非常に重要な役割を担っています。
特に、腺腫性ポリープのようにがん化リスクが高いタイプは、早期に切除することで、大腸がんの発生率を大きく下げられることが分かっています。これは、数多くの医学的研究で証明されている事実です。
切除後は、適切なアフターケアと定期的な内視鏡フォローを行うことで、再発や新たなポリープの早期発見につなげることができます。
大腸ポリープ切除は、単なる治療ではなく、将来の病気を未然に防ぐ「予防医療」です。適切なタイミングで行うことで、健康寿命を延ばす大きなメリットがあります。
ポリープの大きさや形、がんの疑いがある場合など、内視鏡での切除が難しいケースでは、外科的手術が必要になることがあります。その際は、病状に応じて最適な治療法をご提案し、連携医療機関と協力して対応します。「切除が必要かどうか」も含め、まずは安心してご相談ください。
早期発見・早期治療ができる大腸の病気
大腸カメラは、単に「病気を見つける」だけでなく、「がんを未然に防ぐ」ことができる非常に強力な検査です。 具体的に防げる病気や、早期発見できる病気は以下の通りです。
最も重要なのは「大腸がん」の予防
大腸カメラ検査では、将来がん化する可能性のあるポリープを早期に発見し、その場で切除することが可能です。国内外の研究により、適切なポリープ切除を行うことで、大腸がんの発症率を約70〜90%低減できると報告されています。
※この数値は研究に基づく統計的な指標であり、効果の程度は患者さん一人ひとりの状態や体質によって異なります。すべての方に同様の効果を保証するものではありません。
早期発見・早期治療ができる大腸の病気
がん以外にも、放っておくと悪化したり、生活の質を下げる病気を早く見つけることができます。
- 炎症性腸疾患(IBD)
- 大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)
- 虚血性腸炎
- 感染性腸炎
「便潜血検査」で見逃されるものもカバー
健康診断の「便潜血(べんせんけつ)検査」は手軽ですが、早期がんやポリープの段階では出血しないことが多いため、見逃されるケースがあります。大腸カメラは直接目で確認するため、それらを高確率で見つけることができます。
